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2021.02.10

リウマチの薬が新型コロナウイルスに有効?宮古ビデンス・ピローサは?

こんにちは、研究開発部のウチナーンチュ(沖縄県人)安仁屋です。
いつもご覧いただきありがとうございます。


今年の1月12日に「日本のリウマチ薬がコロナ治療に有効」とイギリス政府が発表しました。

ん?なぜリウマチの薬が新型コロナウイルスの治療に有効なの?と思いますよね。

ここで紹介された日本のリウマチの薬は中外製薬などが開発した
関節性リウマチの治療薬「トシリズマブ」と「サリルマブ」です(呼びにくい!)。


リウマチという病気は、関節で免疫細胞に異常が生じて、
自分の正常な身体を攻撃してしまう病気(いわゆる免疫の暴走)ですが、
この治療薬は免疫細胞の暴走を抑えるために用いられます。


実は新型コロナウイルスが重症化する要因の一つにも、免疫細胞の暴走が上げられているのです。
免疫細胞が外から侵入したウイルスに対して過剰に反応して、
正常な私たちの身体が傷つけてしまうのです。

上記リウマチの薬はその暴走を抑えるのだろう、と考えられています。


実際、ロンドンの大学の発表によりますと約800名の患者に対してステロイド系治療薬のみを
投与した場合の死亡率は35.8%でしたが、トシリズマブも併用した場合には28%に下がったそうです。



ところで皆様、免疫細胞の暴走を抑える、という研究成果は、
なんと!宮古ビデンス・ピローサでも確認されています。

あくまでも動物、細胞実験ですので大きな事は言えませんが、
もしかすると新型コロナウイルスにも有効なのでは…と期待もしています。

やりたい研究が次から次へと出てきて追いつかないのですが、
宮古ビデンス・ピローサがこのような世の中で、皆様のお役に立てるよう、
これからも研究を続けて参ります。




余談:
コロナ渦の中、人混みを避けてドングリ探しをしました。
ウバメガシというドングリはたくさん拾いましたが、
お目当ての日本最大のドングリ“オキナワウラジロガシ”は見つけられませんでした。残念!






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