学如不及、猶恐失之|ビデンスブログ|工場便り|ビデンスブログ

ビデンスブログ - Bidens Blog -

2021.07.28

学如不及、猶恐失之

学問は、追っても追っても追いつけないくらいの気持ちで励み、
油断したら失ってしまうと恐れるくらいの姿勢でやるものだ。


みなさんこんにちは。
宮古島の加藤です。

タイトルと冒頭は、孔子の論語のひとつです。

似たような意味をもつものとして、生物進化学には「赤の女王仮説」というものもあります。

なぜ赤の女王なのかというと、不思議の国のアリスに登場する人物、赤の女王のセリフ
「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」に由来します。


赤の女王仮説の意味としては、生物種が生き延びるためには、進化し続けなければならず、
そのためには有性生殖をおこなう必要があるとされる理論です。


どちらにも言えることとしては、進み続ける、学び続ける、
変化し続けようとすることが大切だということです。


何かを達成して、褒められたとしても、それはその時点で優れているだけにすぎず、
常に環境や周囲は変化し続けているため、いつまでも優れているとは限りません。


世の中の情報は変化しており、優劣を決める価値観も無常です。その変化を理解して、
自らも変え続けていかなければ、学問を究め続けることも
ビジネス的に優位に立ち続けることもできません。



当社では、タチアワユキセンダングサを独自の栽培、
加工方法で生産した宮古ビデンス・ピローサと同じく独自に生産した宮古島産春ウコンを
農家さんと一緒に取り組んでいます。


しかし、近年の温暖化で、栽培環境が変化しており、
5年前、10年前とは同じ方法は通用しません。


昨年から少しずつ、自社でも栽培や研究を継続してきましたが、
今年は春ウコンを改めて理解するため、会社裏にウコン畑を作っています。
今は春ウコン、秋ウコン、白ウコン(ハナショウガ?)を栽培して、
それぞれの特徴や違いを勉強しています。

本には書いてあっても、実際にやってみると理解しやすいですし、
新たな気づきや発想が生まれます。ちなみに白ウコンと思われるものは、
親戚が隣離島の多良間島で有機農業をしていて、その畑からいただいたもので、
育てていたところどうも春ウコンとも秋ウコンともショウガとも違っており、
おそらくそうだろうと様子を見ています。


ハナショウガはシャンプージンジャーとも呼ばれ、
その花に天然のローション成分が多く含まれているようなので、花が咲いて、収穫するのが楽しみです。



※ブログの更新通知は公式LINEで行っております。
毎月発行している月刊チラシ「うるばなつうしん」も配信しております。


☆LINEの友達追加はこちら☆



YouTubeチャンネル
チャンネルページはこちら
★https://www.youtube.com/channel/UCa1ayuTg3XTxs2bc9iPTD1Q/★